楽天銀行や楽天証券の裏技として紹介されてるのが、楽天証券でつみたてNISAの毎日積立を利用して、楽天スーパーポイントを大量に獲得する!というものです。
具体的には、最大45ポイント/日、20営業日で900ポイント/月、年間10,800ポイントを獲得できちゃうというもの。
簡単な条件をクリアすれば誰でも楽天スーパーポイントの大量獲得が可能です。
でも疑問になるのは、
楽天カード決済とどっちがお得なの?
信託報酬手数料が掛かったら損しないの?
いった点かと思います。どうせなら損したくないですからね。
つみたてNISAは毎日買うべきか
つみたてNISAでまず悩むのが、購入頻度の検討ではないでしょうか。実は積立タイミングは長期投資では誤差の範囲だと言われています。
え?!毎日積立たほうがリスク分散じゃないの?!て感じですよね^^;
まぁ…いいですよ、じゃぁ気にしませわ。。
毎月積立 vs 毎日積立 楽天スーパーポイント獲得比較
では次!楽天スーパーポイントが大量に獲得できるのは、楽天カードを用いた毎月積立なのか、楽天銀行を経由した毎日積立なのか!
楽天カードで毎月積立した場合のポイント獲得数は?
年間3,996ポイント
(=333ポイント×12か月)
楽天カードでは1%のポイントが還元されます。つみたてNISAは年間40万円の枠がありますから、33,300円(=40万円÷12ヵ月)がつみたてNISAの購入可能額です。
毎日積立した場合のポイント獲得数は?
先に答えを書いてますが、年間10,800ポイント程度です。
10,800ポイント
(=3ポイント×15商品×20営業日×12か月)
楽天カードの決済は40万円ギリギリを狙ってます。毎日積立の総額と揃えるなら36万円の1%で、3,600ポイントになります。2%の差なのだから当然ですね。
さて、ここまでで何となく毎日積立でいいじゃないかと思えてくるのですが…
信託報酬が差し引かれたら?
つみたてNISAはコスト最安の投信を選択するのが重要といわれています。
タレメンが選んだのは投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018を参考にして選びました。0.1%台8投信、0.2%台6投信、0.5%台1投信という組合せです。15投信の平均信託報酬は0.2098%となってます。
比較は「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」 で1位だった eMAXISSLIM Slim 先進国株式インデックス と15投信を、36万円で積立した場合の信託報酬と、獲得できた楽天スーパーポイントの比較をしました。
毎日積立
資金 36万円
信託報酬 投信別 平均は0.20985%
15投信×100円×20営業日×12ヵ月
信託報酬 755.472円
楽天スーパーポイント 10,800ポイント
差引 10,044.528ポイント
毎月積立
資金36万円
信託報酬 0.11772%
1投信×30,000円×12ヵ月
信託報酬 423.792円
楽天スーパーポイント 3,600ポイント
差引 3,176.208ポイント
計算結果では、毎日積立なら毎月積立よりも6,868ポイント分がお得になりそうです。
信託報酬が差し引かれたとしても、楽天スーパーポイントによる利益の方が及ぼす影響が大きいんですね。まぁ、そりゃそうか、信託報酬は0.2%前後なんだから^^;
〆
当然、選択した15投信の値動きによっては損益が拡大することになります。
でも楽天スーパーポイントにより予め信託報酬分を差し引いた2.8%の利益が確保されているのは心強い気がしますね。
さて2019年のつみたてNISA。どうなりますかね〜。